約 410,790 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/1214.html
autolink LS/W05-T06 LS/W05-037 カード名:かがみ様 カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:10000 ソウル:2 特徴:《双子》?・《本》? 【自】[①]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のクライマックスすべてを、手札に戻し、自分の手札を同じ枚数選び、控え室に置く。 【起】[手札のクライマックスを1枚控え室に置く]あなたは相手のキャラ1枚を選び、そのターン中、パワーを-1000。 TD:こなた「おまたせ かがみ様っ」 かがみ「私が悪かったから 頼むから普通に呼んでくれ」 U:こなた「おまたせ かがみ様っ」 レアリティ:TD U illust.美水かがみ 恐怖のクライマックス回収機。 場に出た瞬間1コストで流れてしまっていたクライマックスを全て回収できる。 都合、CXシナジー持ちがいる場合やラストの接戦時にならばほぼCX打ちっぱなし状態になる事が出来る。 また、フィアランドの女王リームシアン等のCXによる手札アンコール持ちならば損はしない。 更にその回収したCXを破棄する事で相手のパンプダウンを起こせる。 ダウン値は1000とそれなりに高く、前後列の指定がないため後列にいる応援持ちなどを落とすのも難しくはない。 本人のサイズも現段階素のサイズでは最高値である10000と高く、特徴も現段階でもそれなりに使える上に将来性がある。 流石かがみ「様」。 ただし、注意すべきはあくまでこの効果は「回収」ではなく「交換」であるという事。 折角払っても手札がない…と言う状態ならば再び控え室に戻ってしまうので注意。 ・関連ページ 「かがみ」?
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/407.html
さて、2月14日。所謂バレンタインデーであるが、渡される方は兎も角、渡す側にとっては必死になって準備を行う必要がある。それが本命ならば、なおのこと。 では、互いを想い合う少女達、彼女達がそれぞれの為に必死になってチョコを作る様を2月13日に遡って見てみたいと思う。 2月13日、時刻は昼頃。高校三年生は既に家庭学習期間に入っており、学校に行く必要が無いため割と気楽な時期ではないだろうか。進路が決まっていない場合はそうでもないが。 さて、進路が決まっているかどうかは兎も角、この物語の主人公である四人組も翌日に控えたスーパーイベントの為に入念なる準備を行っていた。 しかし今、4人組と言っても一人足りないのだが…… 「みゆきさん、遅いね~」 そう言ったのは泉こなた。いつもの様に人の字を書く猫口をしながら、今日はエプロン装備。お菓子作りの準備は万全。 「そうね、みゆきが遅いなんて珍しいわね」 答えたのは柊かがみ。こなたと同じくエプロン装備。そして、さり気なくこなたの隣に立ち、或いは傍目にはその肩を抱いているようにも見える。本人に自覚なし。 (ゆきちゃん、大丈夫かな……?) 口に出さず心の中で呟くのは柊つかさ。エプロン装備は、言うまでも無いだろう。 さて、ここいらで少し話しておかなくてはならないことがある。こなたとかがみは両想いである。友人、では無く、恋、の方で。 ただし、あまりにも近く居すぎる為に本人達はそのことに気が付いていなかった。 なので未だ現れていない登場人物、高良みゆきが色々手を回して、恋心を自覚させるまでには至ったのだが、何の因果か、相思相愛であることには気が付かない、と言う鈍感振り。 仕方が無いので、みゆきは事情を周りに話して、告白イベント、両想いであることに気が付かせる、そのための詰め将棋を今行っている、と言うわけだ。 このバレンタインも勿論その一つで、事情を承知しているつかさは、上手くいくかどうか、まぁ、割と心配している。 と、その時だ。 「遅れてすみません。材料の買出しに手間取ってしまったので。私のせいで始められなかったことを謝ります。それとも、何か奢ったほうがいいでしょうか?」 謝罪を述べながら入ってきたのはみゆき。エプロン装備であることは……面倒だからもう言うまい。 「いやいや、みゆきさんなら可愛いからオールオッケー!」 ビっと親指を立てるこなた。‘可愛いから’の発言にかがみのみゆきを見る目に殺気を帯びたが、本人は自覚なし。気付いたのはみゆきとつかさ。でも余計なことは言わない。 「じゃ、じゃあ、みんな揃ったし、とにかく始めようよ」 空気を変える為に、つかさが提案。ことお菓子作りに関しては彼女の右に出る対抗馬はここにはいない。故に首を横に振るものは誰もいない。 さて、チョコレート作りの始まりなわけだが、 「ちょっと……素材用チョコの量多くない?」 と、かがみ。 「そうでしょうか?これでも考えて買ってきたのですが……」 みゆき。多いのは承知のうえ。考えてきたのは別のこと。今は言わずとも後で分かるだろう。 「ま、必要な分だけ使って、後は普通に食べちゃおうよ」 こなた。実に彼女らしい提案。だが、 「ま、まって!余った分のチョコは私に頂戴!後で使うから」 慌てるつかさ。その言葉に反応するのは姉であるかがみ。 「え~、もしかして本命?」 違うよぉ、と首を振るつかさを尻目に、余った分はつかさに渡す、と言うことで決着が付いた。 ところで、チョコレート作りの工程をご存知の方はいるだろうか? 自分が欲しい、決まった形にするためにはまず溶かす必要が当然、ある。 故に、 「あ、かがみんや、鼻にチョコが付いてるぞ♪」 「え、嘘っ!」 「ちょっと待ってて、取るから」 跳ねたチョコが誰かにくっついて、それを意中の人が取ってあげる。なんて定番なイベントか。 取ったほうも、取られたほうも想い合っているのだから、顔が紅くなるのもやむなし。で、互いに (こなたは――)(かがみは――) (*1) なんて考えてるのだから、ちょっと呆れたものだ。いい加減気付きなさい。 さて、実はチョコ作りの工程、よくは知らないので省いてしまうのだが、とにかく後は型に嵌めるまで、と言う状態。 さてはて、バレンタインチョコ。形といえば当然、 「ハート型でしょ!フラグ立てるには必須だね!!」 グッと拳を握るこなた。そんなこなたを愛しそうに眺めながら、あることに気が付く、かがみ。 「ところでこれ、私達の間で渡しあうものよね?フラグって……あんたもしかして私達の中に好きな人がいるとか?」 期待半、不安半の問い。 聞いてるみゆつかは背筋が凍る思いがした。こなた流に言えば、ここで選択肢をミスったらバッドエンド一直線。 こなたは、問いを発したかがみを見、次いで自分のステータス、貧乳に手を当て考えること凡そ30秒。 「女同士……だよ?」 ヤバイ、本気で思うみゆき。 「そ、そうよね……」 落胆の仕方がいつもと違う、気が付くつかさ。 「でも……ありなら……」 ボソっと呟いたこなた。おや? 「私は、かがみが好き!」 言った!ついに言った!聞いたかがみも顔を真っ赤にしている。 だが、人生そんなに甘くない。と、言うか2人が鈍感すぎる。 「そ、そうよね。私も、こなたが好きよ……親友だもんね」 「う、うん、そう、親友だもんね~」 ここで身も蓋もないことを言えば、こなたはかがみをノンケだと思っている。かがみもこなたをノンケだと思っている。 故に、今の告白。好き、の度合いをずれた方向に解釈してしまうのだ。なんと言うヘタレ。でも、親友、と言うニュアンスに悲哀が込められている分、悲しいすれ違い。 一瞬でもお2人がくっついたと思った私の時間を返してください、とみゆきは口にも表情にも出さないが、思った。 「つかささん……この詰め将棋、かなり難易度が高そうです」 「う、うん……2人ともどんだけぇ~」 で、まぁ、なんやかんやあったわけだが、ついにチョコは完成。 完成は今日でも渡すのは明日。 「で、この残ったチョコはどうするのよ?」 「えへへ~、内緒だよ♪」 妙に楽しそうなつかさを訝りながらも、かがみは、こなたと一緒にアニメ○トに買い物に行く。 かがみと一緒ならポイント溜まるしねぇ~、と本当は一緒に居たいだけなのに強がるこなた。本心に気が付かないかがみ。前 途 多 難。 「さて、つかささん。明日のメインイベントの為の準備を始めましょうか」 「うんっ!」 頷きあう、みゆつか。さてはてメインイベントとは? さて、2月14日。 「渡しあい~」 昨日作られたチョコがみんなに配分される。ハート型。 「かがみん、私のハ~トを、た・べ・て」 「……本気にしちゃうわよ」 「え、何か言った?」 「な、何でもないわよ!」 と、ヘタレ2人組は、婦婦漫才。 そこへ、 「お姉ちゃん、こなちゃん、見てこれ」 「「うおぉぅ!」」 声が揃う、パーフェクトハーモニー・完全調和。だが、やむなし、つかさが持ってきたモノは全長2メートルはあろうかという巨大チョコ。 「昨日の余りで作ったんだよ」 正確には、わざと余らせて作ったんだよ。多目にみゆきが買ってきた理由は、これ。 「あまりに大きすぎますので、切らないと食べられませんね」 微苦笑する、振りをするみゆき。 「すみませんが、泉さん、かがみさんで切っていただけませんか?」 「えっ、私達で?」 「はい」 反論する暇を与えるほど、この作戦はチョコほど甘くは無い。ささっと二人の手に結婚式場で見かける、 「入刀の儀用の包丁です」 を、握らせる。 それが意味する所、流石に鈍感なこなかがでも分かるようだ。今2月、でも室内温度は7月位? 「さぁ、遠慮なさらずにどうぞ」 「チョコ、入刀~♪」 「ど、どうする、こなた?」 「う~ん、ここでやらないと、空気嫁って言うね。私なら」 「じゃあ……」 「やろうよ、かがみ」 「うん……」 「それに、最初がかがみとだと――」「最初がこなたとだと――」 「「嬉しいからね!」」 こうして、恙無くバレンタインは終わった。だが、みゆつか、そしてこなかがを応援する機関の戦いは終わらない。いつか本当の気持ちに互いが気が付くまで、応援しよう、どこまでも! コメントフォーム 名前 コメント GJ! -- 名無しさん (2022-12-27 00 11 07) あと一歩なんですがね。 必要なのは勇気でしょうか。 -- 名無しさん (2012-12-16 16 40 37) う〜んι相思相愛なのに結ばれないのが歯痒いですね〜(ノ△T) -- チハヤ (2008-07-10 09 08 22)
https://w.atwiki.jp/ichirorpg51/pages/122.html
地名:D-STAGE ゲームにおけるD-STAGE レプリ名古屋のナゴヤドームから東側にあるイベント会場。 ドアラの挙動不審なパフォーマンスや初音ミクのコンサートが開かれている。 最終部ではランカ・リーがコンサートをしており、ぶっ通しでステージに立ち続ける彼女を休ませるべく柊かがみがミクの姿で影武者となってステージに立った。 現実におけるD-STAGE バンテリンドーム(ナゴヤドーム)北側にある特設イベント会場。 ドアラやシャオロン、パオロンとドラゴンズのチアリーディングチーム「チアドラ」がパフォーマンスを繰り広げたり、ドラゴンズOBのトークショーが開かれたりしている。
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/975.html
……月明かりの下、私は静かに佇んでいる。 まるで糸が切れた操り人形みたいに虚ろな瞳をしながら身じろぎもせずに。 私の身体はすっかり冷え切ってる。…なのに何も感じない…。 一体、いつからこうなってしまったのだろう…。 そうだ、あれは一週間前だった。 確かあの日私は友人の家に呼ばれていたのだった。その友人の名は…。 「柊かがみ」。 私はいつものようにかがみと遊んでいたっけ。 私の話にノリツッコミなんかしちゃって可愛いヤツだなと思っていた。 でも…ある日のかがみは様子が変だった。 まるで全てを飲み込むかのようにどす黒い瞳で私を見つめて薄ら笑いを浮かべていた。 まるで見てるこっちが気持ち悪くなるぐらいに…。 「かがみ…どうしたの?なんか変だよ…」 私は思わず聞いた。しかしかがみは何事もなかったかのように切り返してくる。 「別に変じゃないわよ?それよりもこなた、今日私の家に来ない?」 「かがみん家に?…まぁどうせヒマだからいいけどさ…」 今思えばついてこなければよかったとつくづく思う。 でも、こうなってしまったのだ。後悔してももう遅い。 「じゃーん!柊かがみ特製ドリンクよ」 「…って、普通のアイスコーヒーに見えるけど…」 「いいから、いいから」 一見すれば何の変哲もないグラスに入ったコーヒー。 コーヒーならば何も疑うことはないだろう、そう思って私は…そのドリンクを飲んだ。 まさかこれが悲劇の始まりになるなんて。 「……うっ!?」 「……あら、どうしたの?こなた」 身体が…疼くように痛い…焼けるように熱い…。 内側から何かが入り込んでくるかのようで、どこか気持ち悪くて。 「か…が……み……」 「?」 「一体…あのコーヒーに……何を……!」 次の瞬間私は驚愕の言葉を耳にした…。 「フフフ、まんまと騙されたわね、私のこなた」 え…?騙された…?『私の』…だって? 私の背筋は凍りついた。かがみはこちらを見て歪んだ笑みを浮かべている。 そうしているうちにも激痛は私の体を蝕んでいく。そしてついに…その奇妙な感覚は私の頭の中にまで入り込んできた…。 「い…意識……が……っ!!」 「フフ…実はあのコーヒーね…ナノマシンが入っていたの。あんたは今日から私の操り人形…」 …いやだ!いやだ!…私は人形になどなりたくない! ……腹の内から叫ぼうと思った。しかしどんなに力を入れようとしても力が入らない。 叫ぶことはおろか、息をすることすらままならなくなってきた…。助けて…誰か…ダレ…カ……。 ……。 「カガミ…ゴハン…デキタヨ」 「ふふ…ご苦労様。私の命令どおりに動いてくれるから大助かりだわ。それでこそ私のこなた…たっぷりかわいがってあげるからね…」 「カガミ…アリガト…カガミ」 …私の心は閉ざされた。今の私はただ、頼まれたことをやるだけの操り人形に過ぎない。 私が何かをすれば、あの人が褒めてくれる。 …しかしどんなに褒められても…私は笑うことすら出来ない。 どんなに失敗しても…私は泣くことすら出来ないのだ……。 「こなたー!こっちへいらっしゃい、遊んであげるわよー」 ……声が聞こえる。私を呼ぶ声が……。 そろそろ、行かなくちゃ。何故ならこれが……私の仕事だから。 ……私は立ち上がると、直線的な動きで歩き出した。 …そう、私の『ご主人様』のもとへ……。 「カガミ…イマ…イクネ…カガミ…」 俺「はーい、こなたん、今回も乙ですたー」 こなた「……乙…」 俺「あれあれ~?こなたん暗いぞー、どうし…ガブラッチョ!?」 こなた「どうしたじゃないよ!…また私こういう役!?」 俺「え…?『また』…って?」 こなた「とぼけんじゃないよ!『柊かがみの狂った愛情』書いたの…あんたなのはわかってるんだよ!!」 俺「えー?…いや書いたけどさ、いきなり殴ることはって…はごるばァ!!」 こなた「何か言うことは?」 俺「……ロボ萌えぷぎょるっ!?」 こなた「死ねッ!死ねッ!おまえなんか死んでしまえッ!!」 俺「ぐぇぁ」 こうして俺は倒れた…。
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/255.html
クロススレ学園旧校舎にある開かずの教室。 深夜零時にその教室の前に行くと、中から様々な恨みの声が聞こえて来るという……。 「出番がほしい、出番がほしい……」 「てめえら人間じゃねえ……」 「ランキング作る身にもなってくれ……」 「おのれディケイド……」 「あっ、キョン、そこぉ……」 「こんな人類に守る価値はあるのか……」 「だから俺は主催者のところまで行ったんだって……」 「最近キャラ崩壊がひどい……」 「柊かがみめ……」 「いろいろ突っ込みたい点はあるが、とりあえず明らかに恨みじゃないのが混ざってるな」
https://w.atwiki.jp/nikodou/pages/18.html
全41種 キャラ20種 マジック21種 キャラカード 武藤遊戯 海馬瀬戸 闇マリク インセクター羽蛾 涼宮ハルヒ 長門有希 古泉一樹 泉こなた 柊かがみ 高町なのは スパイダーマッ キーボードクラッシャー リョウ・サカザキ ハートマン軍曹 天海春香 水銀燈 削除番長 闇サトシ アナゴ DIO やる夫 マジックカード 俺の忘れ物 みくるビーム アンインストール ウッディ 嘘だッ! 富竹フラッシュ 少し楽しくなる動画 ドアラ 見ろ、人がゴミのようだ びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ くそみそテクニック スクラップ&スクラップ ワンモアセッ 夏休み子供科学電話相談 僧侶のアクエリオン アッフン 高らかにオナニー 新君が代 真っ赤な誓い ぬこ くり。
https://w.atwiki.jp/rakisutakurabu/pages/8.html
泉 こなた なぜこなたが一番上かだって?それはここの管理人が一番愛してるからさ 出身地:埼玉県 誕生日:5月28日(ふたご座)←星座だけは俺と一緒だーーーーー 血液型:A型←俺と一緒だーーーーうれすぃーーーーー((( 身長:142cm 利腕:両手利き 私立陵桜学園3年B組所属 兄弟:一人っ子←同じーー 趣味:ゲーム、アニメ、マンガ 好きな物:チョココロネ、萌え 嫌いな物:もずく、スポーツ中継 好きな色:赤、黒 得意教科:体育 苦手教科:理系教科全般 クラブ、委員会:無所属 親友:柊かがみ、柊つかさ、高良みゆき
https://w.atwiki.jp/kagamin_bocchi/pages/113.html
鏡の世界 後編 http //www40.atwiki.jp/kagamin_bocchi/pages/44.html 前編 1 かがみはひとりぼっち 7/1 (日) 「あの頃は良かった」 柊かがみは常々そう思っていた。 退屈な大学生活。ここは私のいるべき場所ではない。 家への帰り道、この苛々とした気分をどう晴らそうかと考えていた。 イライラしている理由の一つに9日から始まる試験がある。 まだ何の試験対策もしていないし、過去問を貰うあてもない。 私は大学内に気軽に話せる相手が居ないからだ。 別にそれでも良かった。ここは私のいるべき場所ではないからだ。 しっかり授業には出ているしレポート課題もしっかり期限以内に提出している。 来年、私はここには居ない。 だから薄っぺらい人間関係など必要なかったのだ。 ひとりぼっちでも何の問題もない。 そう、思っていた。 2 日常 7/5 (木) 今日は4限まで講義がある。 試験前のまとめが中心になる。 全授業中、一番大切な授業とも言える。 「ヴ~~、ヴ~~」 耳障りな音、携帯のバイブレーションだ。 そういえば私も一応携帯は持ってるけど 最後のメールはいつだったけ? 電話だったらしく携帯の持ち主は教室を抜けた。 かがみ(・・・おいおい、試験直前の大切な授業だぞ。聞いてなくていいのかよ・・) まぁこーゆー奴って「過去問」とかもらったり 優秀な人に講義の重要なポイントを教えてもらったり そんな感じで単位はしっかり取るんだろうなぁ・・なんて事を考えていた。 教授「~・・は試験に出ますのでしっかり復讐しておくように~」 かがみ(はっ、やばい聞き逃した。) 周りを見るとみんな何やらノートに書いてる様子・・ 焦る私・・ 教授「では今日の講義はここまでで。試験の範囲はしっかり復讐しておいてくださいね。」 ガラガラガラ・・ みんな教授が話し終わる前に席を立ち昼食に向かう。 かがみ(あっ・・結局、試験範囲って・・) ――誰にも聞くことができなかった・・。 3 昼食 昼食の時間になった。 柊かがみは毎日一人で昼食を食べる。 充1「俺ww今期の単位まじやべーよ。取れそうな単位9だよ9wwもうほぼ留年確定ジャン!?」 充2「もう諦めんのかよwwおめーまだ諦めんなよ試験これからだろーw」 充1「過去門ある奴以外無理だからーw 毎回出題傾向変わるやつとか 授業ほとんど出てねえし」 充3「はぁ?おめーの代辺何回してやったと思ってんの?」 充1「いや、レポートもやってねえのwwバンドの練習マジハードすぎてやる暇なかったw」 充2「出してないの何?先輩の過去レポいる?加工して出せ、まだ間に合うから」 充3「やばい科目どれよ。俺のノート貸すから大体出るとこ教えてやるよ」 充1「うぉ 二人ともマジ神w ちょ、ここは俺に奢らせてくださいよー」 かがみ(うぜぇ・・) 充1「そーいやさっきの授業の出題範囲ってどこなん?聞いてなかったんだけど」 かがみ(!!?) 充3「~~と~~の論述 ~~とか~~は出ない」 かがみ(・・・GJ!!) 4 英語 3限は英語Speakingだ。 この授業はきつい。他人と話さなくてはいけないからだ。 講師「Please make pair」 この授業では学生同士で英会話をしてどんな事を話したかを紙に書いて提出しなくてはいけない。 かがみ(やばいどうしよう。やばいってマジやばい。) 他人には聞こえないようなごく小さい独り言をブツブツと・・ 焦る自分を落ち着かせるための防衛本能だった。 ―ふと後ろを見ると仲間が居た。 女A「・・・」 周りが会話を始める最中、取り残された者・・ぼっち仲間 かがみ(・・よし。) かがみ「あの・・」 女B「君、よかったら一緒にやらないか?」 女A「あ、はい・・」 かがみ(・・・もういいや) 男「あの・・一緒にいいスか?」 かがみ「あっ・・はい」 ―――助かった・・ 5 無人 7/6 (金) 今日は1限の1コマのみ 来週からは試験期間、試験が終われば夏休み 夏休みにやることなんて何一つ無い 大学生の夏休みは友達と旅行に行ったり、彼氏を連れて夏祭りに行ったりするものだと思ってた。 友達を作るのは簡単な事だ ちょっとしたきっかけさえあれば、メールアドレスを交換して、遊ぶ約束を取り付けて・・ 現在携帯に登録されているのは高校時代の友達と家族だけ 最近は携帯電話なんて目覚まし時計以外に使った覚えがない。 今日を逃したら友達を作るチャンスは夏休みまで無いだろう。 でも友達なんていらない。独りでいい 実家には帰ろうと思う。でもすぐには帰らない それじゃあまるで私に友達が居なくて何もやる事がないみたいじゃない。 夏休みは図書館で勉強したり、本を読むとか有意義なことに使うべき 独りで困る事なんて何もないじゃない でも、ちょっと期待していた 友達が出来ることに・・ だって、明日は・・・・私の・・ 1限は大ホールで開講されているはずだ。 大ホールの扉を開けた・・誰も居ない 教授も生徒も誰一人・・ 誰も居ないホール 無音に包まれる。 私独りだけが居る まるで私以外の他人が全て消え去ったかのような錯覚・・ ああ、でもこれは私が望む世界そのものじゃないか・・ 6 急行 急いで外の連絡掲示板を確認しに行った。 休講案内 かがみ「・・・・・」 あるある。 私みたいな友達居ないやつには連絡が回ってこなくて休講になってる事知らないとか、 補講はどこでやるんだろう・・・書いてないし、 こんな時、気軽にメールできる友達が居たら便利なんだけど。 無駄足だった。帰ろう・・ 酷く自分が惨めに感じた。 アパートに着きベットに倒れこんだ。 私は、泣いていた・・なんで・・? 泣く理由なんてないのに・・ 馬鹿な期待をしてたからかな、友達ができるなんて、 だって、明日は・・・・私の・・誕生日なのに・・ 誕生日を独りで過ごすなんて初めてだった。 誰も私が生まれてきたことを祝ってくれない。 明日どうすればいいんだろう。独りでケーキを買ってきて食べようか。 そんな惨めな思い出を作らなきゃならないなんて・・ でも独りぼっちには当然の報い はぁ・・まだ涙が止まらない。 去年も一昨年もこなたとみゆきと誕生会やったんだっけ・・ 今年もこなたたちと誕生会をやりたい。 連絡したいけど電話する勇気が出ない・・もし断られたら・・ 怖い怖い怖怖いい怖怖い嫌だ怖い怖怖嫌怖い嫌だ怖い怖嫌だい怖いい怖い 寝よう・・寝れば全て忘れられる・・ 7 此方より鏡まで いきなりドアのチャイムが鳴った。 こなた「やっほー かがみん誕生日おめでとう!」 つさか「おねえちゃん 久しぶり~」 みゆき「お久しぶりです。かがみさん お元気でしたか?」 かがみ「みんな!着てくれたの」 こなた「かがみん大学生活は順調?」 つかさ「おねえちゃん 大学どう?」 みゆき「かがみさん大学生活は楽しいですか?」 かがみ「えっ? なんでみんな同じこと聞くの? じ、順調だけど」 携帯「pppppppp」 こなた「あれ?友達からかな?それとも男?」 かがみ「男じゃないって 友達から誕生祝いの電話かな」 こなた「そう?じゃあ私たちは必要ないね。ばいばいかがみん」 つかさ「ばいばい~ おねえちゃん」 みゆき「さようなら かがみさん」 かがみ「えっ? ちょ、なんでみんな 待ってよ なんで・・」 ――――――夢? 携帯「pppppppp」 嫌な夢だった。酷い夢だ。こなたは私のアパートなんて知らないのに 携帯「pppppppp」 かなり長い時間寝ていたようだ 外は夕焼けに染まっていた。 携帯「・・・・」 ハッと目が覚めた。今までまったく鳴る事のなかった私の携帯が今確かに鳴っていた。 恐る恐る着信を確認してみる。間違い電話じゃないことを祈って・・ 着信はつかさからだった。ほっと、自分が安心したのが分かった。 即、リダイヤルキーを押してかけ直した。久しぶりに聞く妹の声・・ ?「やっふー かがみん」 !!? 電話に出たのは予想外の人物だった。 8 かがみより此方まで かがみ「え?こなた?」 こなた「ふっ 声だけで分かるなんて・・まだ俺の事が忘れられないみたいだな」 かがみ「バカ・・笑 忘れるわけないじゃない?」 こなた「あれ?いきなりデレモード?これは予想外の展開だ!」 かがみ「ぷっ、いいから、つかさ、居るの? 代わってよ」 つかさ「お姉ちゃん? 久しぶり~元気?」 かがみ「つかさ、久しぶり。ふふ いきなり馬鹿の声が聞こえたからつかさが馬鹿になったかと思った」 こなた「あの~聞こえてるんですけど、馬鹿の声とは失礼な」 つかさ「ひどい~ こなちゃんがかわいそうだよぉ~」 こなた「男が出来たとたん親友に冷たくなるなんて事はよくある話だがね」 つかさ「ふぇ?」 かがみ「居ないっての 笑 こなたもつかさも変わってないわね~」 こなた「怖いお姉ちゃんのガードがなくなったから良い子だった妹は毎晩夜の街に出かけるようになってしまったよ」 つかさ「そそそ、そんなことないよ! お姉ちゃん、明日の事なんだけど・・」 かがみ「うん。明日は私たちの誕生日だよね。」 つかさ「ゆきちゃんの家で誕生会する事になったの。お姉ちゃん来れそう?」 かがみ「えっ? それはまた、急な話ね・・もちろん行けるけど」 つかさ「よかった~ ごめんね。急な話しで」 こなた「最初はがかみん家に突撃するつもりだったんだけど予想外の事態が・・」 つかさ「じゃあ明日10時ゆきちゃん家に来て欲しいんだけど」 かがみ「分かった~ 明日10時、みゆきの家に集合ね!」 こなた「かがみの男連れてきてね フラグ立ったとこから聞かせてね」 かがみ「だからいねーよ 笑 しつこいなぁ」 .・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その後、馬鹿話は20分ほど続いた。 9 誕生会 7/7 (土) 昼寝をしすぎたせいかあまり寝付けなかった。 今日は私とつかさの誕生会をみゆきの家でやることになっている。 みんなに会えるのが楽しみだった。 最近は大学へ行って帰って、休みはゲームやネットをして時間を潰す。 そんな毎日だった。私は全く変わっていない。いつもの 柊かがみ だ。 こなた、つかさ、みゆきはやっぱり変ってるかな? どんな風になってるんだろう・・ そう私はてっきりいつもの4人で誕生会をやるんだと思ってたんだ。 ピンポーン かがみ 「おはようございますー 柊の姉です。」 みゆき 「おはようございます。かがみさん。玄関が開いていますので上がってください。」 かがみ 「おわ、みゆきか おじゃましまーす。」 ガチャ ??? 「ハッピィヴぁーすディッッ!! ひいらぎぃ~」 10 誕生会2 ゆたか「ハッピーバースディ かがみ先輩」 みさお「すっげー久し振りじゃん 元気してたか? まあ上がれよ。」 予想外の2人のお出迎えに驚いてしまった。 かがみ「ありがとうゆたかちゃん・・と日下部。んで、なんであんたがいるのよ?」 みさお「あっれー?ちびっこから聞いてねーの?あやのも来てるぜ~ 今、柊妹とケーキ作ってる。」 足元を見ると結構な量の靴があった。 かがみ「もしかして岩崎さんも来てるの?」 ゆたか「はい、田村さんやパトリシアさんも来ているんですよ。」 みさお「お茶も用意してある。主役なんだから早く来いって。」 リビングに入ると目に入ったのはテーブルにカップを並べるみゆきと岩崎さん、キッチンでケーキを作るつかさと峰岸。 そして・・・ニコニコ動画鑑賞中の3人・・ 皆から誕生祝いの言葉を貰い、礼を返す。つかさには誕生祝いの言葉を。 とりあえず無礼な奴らに絡むことにする。 かがみ「おい、主役登場ってのにお出迎えもなしにニコニコ動画とはいい御身分ですな。」 こなた「かがみ来るのはやすぎ~、まだ9時半だよ 45分になったら出迎えの準備始めようかと思ってて。」 ひより「あまりに面白いMADだったんで見入ってたなんて言えないっす。」 パティ「フランスオランダチベットキョウトロンドンロシアオルレアン 知ってマスカ?」 かがみ「魔理沙は大変なものを・・って奴でしょ? ってそうじゃなくて」 こなた「みんなに会えるのが楽しみで早く来たけどみんなのお出迎えがなくて拗ねてるかがみん萌えー」 かがみ「べ、別に全員で出迎えて欲しかったとか、そ そーゆんじゃないてば、みんな働いてるんだから手伝うとかそーゆー気はないの?」 こなたひよりパティ「ニマニマ」 かがみ「ええぃ、その顔やめんか!」 みさお「そうだ、ひいらぎの言うとおりお前ら怠慢だぞ手伝うとかそーゆー気はないのか!」 こなた「っていうかみさきちもさっきまで一緒に盛り上がってたよね。」 みさお「なっ、私を陥れる気か?」 かがみ「ゆたかちゃ-ん、こいつ今まで何してた?」 ゆたか「えぇーっと、あの、お姉ちゃんたちと一緒にパソコン見てたと・・思います。」 みさお「ひいらぎ、これは罠だ! 騙されてるんだ!」 そこに確かに私の居場所はあった。すごく居心地のいい場所。 かがみ「ゆたかちゃんが嘘言うわけないでしょ!」 こんな感じに仲間と馬鹿げた冗談を言い合うなんてこと、大学に入ってから一度もなかった みさお「いや、私はテーブル拭いたんだって!これホント」 もちろんこいつらが手伝う気遣いをする必要がないこと、そもそも手伝えることなんてほとんどないだろう パティ「ダンマクジチョーww」 そんな事、言わなくても分かる 暗黙の了解が分かり合える仲間たち それをネタに話せる仲間たち つかさ「ケーキできたよ」 そんな居心地のいい場所は、仲間がいなきゃ作れないんだ。 11 誕生会3 スイーツタイムも半ばの雑談中、こなたが先週の日曜日に新宿でかがみと見知らぬ男が一緒に歩いているのを見たと言い出した。 こなた「横顔しか見えなかったけどあれは絶対かがみだった。お洒落で背の高いイイ男連れてたよ。話しかけられる雰囲気じゃなかった。」 「ぜひ詳しくお話を」と言われてもかがみにとっては身に覚えがない話だ。 かがみ「どう考えても見間違いだろう・・大体その日新宿になんか居なかったけど」 みさお「へへってことは、あやの以外「全滅」じゃねー?」 .・・・・・峰岸に対して白い目線が集まる・・・・・ あやの「あっそうだ、プレゼントにって思ってクッキー焼いてきたの。」 あやのが空かさず話題を逸らす。 みさお「おっ!ナイスあやのぉ~」 パチッ! 一番にクッキーに手を伸ばしたみさおの手を思わず払ってしまった。 かがみ「日下部!今日は私とつかさが主役なんだよ!ちっとは遠慮しなさいよ!」 あやの「柊ちゃん、実は今日の誕生会はみさちゃんの誕生日祝いも兼ねてるのよ。」 かがみ「えっ?そう、だったの?日下部、あんたの誕生日っていつ?」 みさお「7月20日、しっかり覚えとけよな。ちなみにこの誕生会は私がかがみの為に企画したもので・・」 こなた「いやいや、わ た し が か が みの為に企画したもので、」 みさお「いやいや・・」 つかさ「;・・」 あやの「妹ちゃんには、はいっ どうぞ」 つかさ「うわぁ カプチーノメーカー!峰岸さんありがとう」 かがみも皆からプレゼントを受け取った。 12 プレゼント みゆきからはお洒落なミュールを頂いた。 つかさ「すっごくかわいいー ゆきちゃんありがとう!」 かがみ「ありがとう、みゆき (・・外にお洒落して出る機会がないので使う機会なさそう・・)」 ゆたかちゃん、岩崎さん、田村さん、パトリシアさんの4人からはつかさにエプロン、かがみにはMP3プレイヤーを頂いた。 つかさ「かわいいー えへへ みんなホントにありがとう!」 かがみ「ありがとう、丁度音楽プレイヤー欲しかったの (こーゆー実用性あるものはありがたいわね・・)」 こなたからは謎のDVD6枚・・を頂いた。 こなた「中身は見てからのお楽しみ・・ね」 かがみ「18禁のゲームとか入ってたら許さん!ってか普通に犯罪だろ、そーゆーのは。」 こなた「いや、体験版なら入ってオリマスガ・・気に入ったら自分で買ってくれたまへ、あとエミュとかいろいろ」 かがみ「はいはい、どーせやんないから (でもちょっと興味あったり・・)」 みさお「私からはこれだー!」 かがみ「オカリナ?(あーもうめんどいからツッコミ無しの方向で)」 みさお「なんかプレゼント何にすればいいか分んなかったからその辺にあったのをてきとーに」 あやの「みさちゃん・・柊ちゃんのプレゼントは私が!って意気込んでたのに・・」 みさお「これ、すんごい綺麗な音出るんだてヴぁ ほらー」 ♪~♪~♪~ 確かにみさおのオカリナは綺麗な音色を奏でていた。 かがみ「それ、ゼルダの伝説の時の歌?」 みさお「ん?そうそう~。ほい、かがみも吹いてみ~」 かがみ「どう演奏するのか分からないからいい」 みさお「そんなのリコーダと同じだ。てきとーで、いいからいいから」 みさおがオカリナをかがみの口におしつけようとする。こ、これって間接キs! かがみ「みゆきー布巾貸してくれる? 消毒消毒ーっと」 みさお「うっわ、ひっでー あやのぉ柊の冷たさ現在進行形で進んでね?」 あやの「みさちゃんが気にしなくても柊ちゃんは気にする人なのよ。モラルの問題じゃ・・」 こなた「時オカは名作だよねー」 みさお「おっ、ちびっこもやったのか?だよなー、またやりたいんだけど馬鹿兄貴が勝手に売っちまってさ~ 中古でもなかなか売ってないし」 こなた「パソコンでもできるよー」 みさお「え?まじかー!?どーやんの?」 .・・・みさおから貰ったオカリナは、どのくらいの強さで息を吹きかければいいのかイマイチ分からなかった。 .・・・・オカリナの音色はどこか懐かしいような、そんな哀愁じみた雰囲気の音色だった。 13 パーティタイム みさお「すっげーパソコンでロクヨンが動いてる!ありえねー!」 こなた「このファイルをこうして・・これで起動ね。データ焼こうか? 使ってないコンバータもあるから貸すけど」 みさお「うっひゃー!ありがとう泉さんありがとう!」 かがみ「ホント調子いいヤツね。日下部は。」 .・・・・ こなた「スマブラとマリカーやるならどっちがいい?」 かがみ「マリカーで」 みさお「スマブラ」 ひより「スマブラっす」 パティ「カートはやったコトアリマセン」 こなた「じゃあ多数決でスマブラに決定ね」 かがみ「PSパットならマリカーのが合うのに・・まあいいけど」 「カービィが最強だよなー」「アイテムどーする?」「最下位交替でハンデ有り」「チームは?」「こなた1対3でいいんじゃない?」 「ステージどーする?」「集中攻撃ー」「ありえねー!ぎゃはは」「そこにバクダン!?」「フォックス逃げて~」「ハンマー取ったのに落ちた」 「もったいねー」「私の回復がー」「邪魔すんじゃねー」「おぁ!やめろやめろ」「こえー」「ぶっ飛べー」「あぶねー」「ぎゃー」・・・・ .__________________________________________________________________ 「8月号に載ってた特集の・・」「今結構人気出てる・・」「やっぱ旅行に行くとしたらヨーロッパが・・」「auとdocomoってどっちが・・」 「やっぱあの噂ってホントだったの?」「やっぱり丁寧に手入れしないと・・」「ちょっと高めなんだけどお勧めのコンディショナーが・・」 「最近できた新しいカフェが・・」「コーヒーってどんな時に飲む?私は・・」「ええぇー」「こわいよー」「うそでしょー?」・・・・ かがみ(なんだろう、会話の品の違いというか、あっちの5人とこっち5人の間には見えない線のようなものが・・ ってか私はこっち側の住人なのか!? あっち側の会話に混ざれる気がしない・・)
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/2808.html
「受けよ、メガ・バスターキャノン!」 「!?!?!?」 京都ではついにゼットンまでもが倒されていた。 ギャオスもデストロイアもキングコングもシルバーブルーメも苦戦を強いらげたが、何とか撃退した模様である。 ついでに事の元凶であるからす天狗のうじゅもブッギルンジャー組……とある男によって倒されていた。 その男とは…… 「危ない所だったな、光太郎!」 「助かった、ギリアム!」 「あの、光太郎さん、その人は一体?」 「俺はギリアム・イェーガーだ。以後よろしく、お嬢さん」 「はぁ」 スパロボとかに出てくるギリアムだった。 なんで光太郎がギリアムを知っているかって? そんなもん、俺が知るか! 「俺はこれから、主催者の基地を探しに行く、お前たちはどうするんだ?」 「とりあえず、東京に向かおうと思う」 「そうか、それではな」 そういうとギリアムはゲシュペンストに乗り込み、主催者基地を探しに行き、 ブッチギルンジャー組はライドロンに乗り込み、東京に向かった。 ……そして、ギリアムはゲシュペンストの中で誰に言うでもなく、こう言った。 「ヒーロー戦記もよろしく!」 【二日目・19時00分/新惑星・京都府】 【南春香@みなみけ おかわり】(マスター) 【状態】健康 おかわりモード 【装備】拳銃 ライドロン 【道具】支給品一式、不明支給品、かがみのデイバッグ、ハッピーセット×3 【思考】 基本:クライシス帝国を倒す 0:ぶっちぎるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 1:悪を全て滅ぼす 2:京都に来ちゃった!クライシスの仕業ね!! 3:東京へ戻る 4:ギリアムさん、いい人だったな… ※ブッチギルンジャーのマスターとして、多少なりともRXの影響を受けているようです ※柊かがみ、織田信長、彼女、イチロー、空気王、赤鬼をクライシス帝国の手先だと認識しました(根拠ゼロ) 【南光太郎@仮面ライダーBLACKRX】(クラス・ブッチギルンジャー) 【状態】てつを 【装備】キングストーン ライドロン 【道具】不明 【思考】 基本:クライシス帝国を倒す 1:マスターである春香と行動する 2:悪に生きる道はないと知れ!! (悪を全て滅ぼす) 3:ぶっちぎるぜええええええええええええええええ!! 4:士たちとはぐれた!?己、クライシス許 ざ んッ! 5:東京へ戻る 6:ギリアム、久しぶりだったな ※柊かがみ、織田信長、彼女、イチロー、空気王、赤鬼をクライシス帝国の手先だと認識しました(根拠ゼロ) 【ギリアム・イェーガー@スーパーロボット大戦シリーズ】 【状態】健康 【装備】ゲシュペンスト 【道具】不明 【思考】 基本:主催者を倒す 1:主催者基地を探す 2:ヒーロー戦記もよろしく! 【ゼットン@ウルトラマン 死亡確認】 死因:メガ・バスターキャノン(ギリアム) 【ギャオス@ガメラシリーズ 死亡確認】 死因:キングストーンフラッシュ(てつを) 【デストロイア@ゴジラシリーズ 死亡確認】 死因:リボルケイン(てつを) 【キングコング@ゴジラシリーズ 死亡確認】 【シルバーブルーメ@ウルトラマンレオ 死亡確認】 【うじゅ@からす天狗うじゅ 死亡確認】 死因:ベアークロー (春香)
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/299.html
―私には好きな人がいる。 え?どうせいつもみたくエロゲのキャラとか二次元だろうって? ふふーん、残念ながら今回はそうじゃないんだよね。驚いた?そりゃそうだよねー。だって自分自身が1番驚いてるんだからさ。 まさか私がこんなにも………あ、そうこう言ってる間に来たみたい。 「おーす、来たわよ」 「さっすがかがみ。ご飯となれば行動が早いねー!」「うっさい」 「お姉ちゃんいらっしゃい!」 「お待ちしておりましたよ」 お弁当を片手に私たちの教室に入ってきた女の子。 薄紫の髪は左右で綺麗に纏められて、彼女の存在をより一層引き立たせている。 ―柊かがみ。 それが彼女の名前。そして私の想い人。 同性には興味がないんじゃなかったのかって? うーん、確かにそうなんだけどさ。彼女は…かがみだけは特別なのかもしれない。 だって私をここまで魅了する女の子に出会ったのは初めてだから。 これが運命の人ってやつなのかな?まぁ、あくまで私側の考えとしてだよ?だって、かがみが私のことをどう思ってるかは分からないし…。 「今日のお弁当はつかさが作ったのかな?」 「うん、そうだよー」 「流石はつかさ!誰かさんと違ってお弁当にも華があるねー」 「…あんたは私を怒らせたいのか?」 「いやいや、これはかがみからの手作りお弁当フラグを立てているのに他ならないのだよ」 「はいはい、良かったわね」 「私を見返す為、夜中に必死で料理の練習するかがみ萌えー」 「や、やらないわよそんなことっ!勝手に変な妄想するな!」 普段はこんな風に少しキツイ性格で怖いけど、本当は友達想いの優しい人だってことは良く知ってる。 だから、かがみの周りには自然に人が集まるし…皆はかがみのことが大好きなんだ。かがみだって皆のことを大事な友達だって思ってるんだろう。 そしてきっと…私もかがみにとってはその友達の中の一人なんだと思う。 「お姉ちゃん、次の時間にこの問題が当たりそうなんだけど…」 「どれどれ、見せてみな」「おーい、柊ぃ!」 「ん?日下部に峰岸じゃん。何か用?」 「特に用はないんだけどね…お昼食べ終わって暇だったから、みさちゃんが行ってみようって」 「ふーん、そうなの。まぁ折角だし座ったら?」 「それじゃ遠慮なくー」 誰にだって同じように接するかがみ。周りから見れば、とても中身が出来た子なんだと思う。 だけど私はそれを良い風には思えない。だって… ―私はかがみの特別になりたい。 こんな愚かな考えがいつも頭を駆け巡る。 友達に…特別も何もない。だからいつまでも友達でいられるんだから。 「柊ちゃん、そろそろ休み終わるよ?」 「あー、もうそんな時間か。じゃあ私達は戻るわ」 「またなー」 「また後でね、お姉ちゃん」 本当はもっと一緒にいたかったけど、クラスが違うのでそれは叶わない。 私とかがみが一緒に過ごす時間なんてたかが知れてる。だから… 「あ、かがみんかがみん!」 「何よ?」 「今日の放課後付き合ってー」 「あんた、また何か買うのか?」 「まぁそんなとこー」 「ったく、しょうがないわね。いつものとこ?」 「うん」 「分かった。じゃあまた放課後ね」 こうやって、何かと理由を付けてはかがみと過ごせる時間を作る。 我ながら何とも女々しいことをしてるけど、なりふり構ってはいられない。 少しでも多く、かがみといられたらそれで…。 ―――。 「今終わったわよ」 「かがみ待ってたよー」 学校での長い一日が終わりここから自由な時間。 放課後ならかがみと長くいられる…そんな考えが私の授業での疲れを吹き飛ばした。 「それじゃあ行こっか。つかさも来るでしょ?」 「あ、そのことなんだけど…」 「どうかしたの?」 「今からね、ゆきちゃんと勉強会することになったの」 「へぇ、えらく急ね。みゆきから誘われたの?」 「うん。だから今日はお姉ちゃんとこなちゃんの二人で行ってくれたらいいよ」「そっか…それなら二人で行こっか?こなた」 「………」 「こなた、聞いてる?」 「え!?き、聞いてるよ!うんうん、つかさとみゆきさんの逢引を邪魔しちゃいけないし、二人で行こう!」「こここ、こなちゃん!?」「ふふ…冗談だよ、冗談」「もう、こなちゃんってば…」 「ほら、馬鹿やってないで早く行くわよ」 「あ~、待ってよかがみー!」 つかさの思いがけない急用のおかげで、今日はかがみと二人きりということになった。 やばい…さっきからニヤニヤしっぱなしだよ、私。 おまけに変に動揺しちゃってる。 買い物をしている間、私がかがみの顔をまともに見れなかったのは、言うまでもないんだろうね。 ―――。 「今日も大漁大漁ー♪」 「あんたってば…何処からさんなお金が出るのかしらね」 「金は天下の回りものって言うじゃない?使わなきゃダメだよー」 「ならもっと為になることに使いなさいよ」 「ダメなのだよ、かがみ君。数々グッズ達が私を助けを求めているのだから!」「はぁ、頭が痛くなるわ…」 帰り道、大きな袋を下げながらゆっくりと歩く。 というか、かがみが私のペースに合わせてくれてるんだけど。こーゆーとこが優しくて惚れ直しちゃうんだ。 ホントにさ…これ以上好きにさせるのはやめてほしいよね。 今の関係、大事にしたいもん。もちろん、これ以上の関係になれるなら話は別だけど…。 「かがみはさー」 「んー?」 「好きな人いるの?」 出してはいけない話題のハズだった…だけど突然口から零れてしまった。 「はぁー!?あんたいきなり何聞くのよ!」 「いやいや、やはり女性は恋愛話が好きなのではと思ってね」 「あんたも女でしょ!」 「ん?まぁそうだったかもね。それよりどうなのさー?」 もしかしたら…なんて期待してる自分がいる。 何してるのさ、ホント。 馬鹿を通り越して呆れるね。 「い、いきなりそんなこと言われても…」 「いいねぇ、恥じらうかがみ萌え」 「うるさい!そ、それよりこなたはどうなのよ?」 「私?」 「あんたからそんな話は聞かないからね、いい機会だわ」 ここでいないって言えば話は終わるのかもしれない。また明日からは笑ってオタク話が出来るんだろう。 自分の気持ちを、ただ隠し通せばいいだけ… 「私はいるよ、好きな人」「え!?ほ、ホントに!誰なのよ、それは」 「言っていいの?」 「だって気になるし…」 「聞いて後悔しない?」 「そんなもんしないわよ!」 「それじゃあ言うね」 「うん」 そんなに目を輝かせて私を見ないでよ。 私の口からは、かがみの望んでる言葉は多分出ないよ? 「………かがみ」 「へ?」 「…だから、私はかがみが好きなんだってば」 「………ホントに?」 「この雰囲気で冗談言う程空気読めなくはないよ」 「…だけど私は女だし………」 「関係ないよ。好きの気持ちに性別なんて。私はかがみの気持ちが聞きたい…」「…………」 「…かがみ」 「わ、私は………」 ―――。 知らずに後悔するか、知って後悔するか、どちらかを選べと言われたら…私はどちらも取りたくない。 どちらにもリスクは存在するし、それなりメリットだってある。だけど最後には後悔に行き着くんでしょ? でも人は知りたがる。 必然的に後者を取ろうとする。私がそうであったように…。 ―――。 かがみとの買い物を終えた後、精神的に疲れきってしばらく眠っていたらしい。頭がボーッとして上手く働かない。 「顔洗お…」 フラフラと立ち上がり洗面所へと向かう。 洗面台の前に立ち、蛇口に手を伸ばそうとした瞬間…ふと鏡に映った自分が目に入った。 胸から上しか映らない小さな身体。 ボサボサになった髪。 眠たそうに開かれた目。 一文字に結ばれた口。 こんな私の姿、かがみにはどう映っているんだろう。無愛想な子に見えるのか、それとも幼い子供みたいに見えるのか。 私がそれを知る時が来る? ―かがみの目に、私だけが映る日は来るのかな…。 蛇口に再び手を伸ばし、適量の水をだす。 それを両手に溜めて勢いよく顔を洗った。 そして濡れた顔のまま、もう一度鏡を見る。 頬を何かが伝っている気がした。水のような何かが。 鏡を見ても何も変わらない。何も変わらないはずなんだけど… 目の前の鏡に写った自分は泣いているように見えた。 fin. コメントフォーム 名前 コメント GJ!泣 -- 名無しさん (2022-12-27 01 44 07) 切ない(;_;) -- 名無しさん (2010-03-06 22 30 22) 今まで読んだ中で一番切ない… -- 名無しさん (2008-10-03 23 23 52) 悲しい話ですねぇ。 -- 名無しさん (2008-08-27 00 16 28) 切ねえ・・・ -- 名無しさん (2008-02-13 09 21 02)